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覚えておきたいカバンの用語事典
ネットショッピングやバッグ売り場で商品説明のときに具体的にどこのことを指す言葉なのかわからない時ってないですか?
そこで今回はいまさら聞けないカバンにまつわる用語をおさらいしてみましょう。
基本的なカバンのパーツの名称
カバンの種類・部位・パーツの名称
【あ行】
- アタッシュケース:書類やファイルなどを入れることを目的としたカバン。アタッシュ(フランス語で大使館員・大使館付書記官などの意)が使用していたことが語源
- ウイング:リュックやウエストバッグなどの腰あて
- ウエストバッグ:ベルトとボディが一体化した形状で、腰に巻くように設計された小型のカバン
- エナメル・レザー(パテント・レザー):クロム鞣しの表革に樹脂を塗り、光沢を強めた革
- エンボス・レザー(型押しレザー):革の銀面に爬虫類などの革を模した型を押し付けたもの。正しくはエンボッシングレザーだが、略称で呼ばれることが一般的
- オーバーナイトバッグ:大型の手提げケースで、一泊旅行程度の荷物を収納できる大容量のバッグのこと
【か行】
- ガーメントバッグ:スーツを収納するためのカバン。内部にハンガーを入れてスーツを二つ折りにして収納できる
- カシメ:リベットなどを用いて複数の生地を止める補強。またその金具を指す
- カン(環):ベルトや紐を通す環状の金具。代表的なモノでDカンなど、種類がある
- キャスター:スーツケースやキャリーバッグの底につける移動用の金具で、どの方向にも動く車輪
- キャンバス:太番手の綿、または亜麻糸等を用いて緻密に織った平織り生地。厚手で丈夫なのが特徴。日本語では帆布
- 巾着型:口元に紐を通して絞るとクチを開閉するクチの型
- 銀面:動物革と表皮層を除いた革の真皮層の表面
- コキ:ストラップの長さを調整するための金具
【さ行】
- サック:フランス語でハンドバッグの総称
- サルカワ:ストラップの余り部分をまとめるための環状の帯
- 三方開き:ファスナーによって全開するカバン、ポートフォリオとも言う
- ジッパー:1923年にB.Fグッドリッチ社が開発した開閉具。互いに取り付けられた凹凸型の務歯(ムシ)を噛み合わせることで開閉する
- ショルダーストラップ:バッグを肩から掛けるための帯状のベルト
- ショルダーバッグ:1本のショルダーストラップで肩から提げるカバン。軍用バッグが起源とされ、機敏性に富む
- ショルダーパッド:ショルダーストラップに備えられるクッション
- スウェード:革の裏面を擦って起毛させた革
- スーツケース:スーツを入れて運ぶためのカバンの総称。トランク型の大型のものから、ガーメントバッグまで含む
- 背当て面:バックパックタイプのカバンを背負った際に背中に当たるカバン側の面
- セカンドバッグ:大きなバッグの中に入れる小分け用のカバン
【た行】
- ターポリン:テントやトラックの幌などに使用される基布を合成樹脂フィルムで加工した複合素材。耐久性・防水性が高い
- 玉革:革の縫い合わせの際に挟み込む細いヒモ状の革
- 玉べり:フラップや銅版のヘリを細い帯状の生地で包む手法
- ダレスバッグ:書類を入れるビジネスバッグ。中央の留め金付きベルトと口金で閉じるカバン
- 蝶番:関節状に連結したカバンなどの開閉金具
- デイパック:日帰り旅行用の小型のバックパック
- Dカン:アルファベットのDの形をしたカン。半月カンも同義語
- 胴:カバンの前面と後面を指す。それぞれ前胴、後胴
- トートバッグ:上のクチが開いたハンドルが二本の手下げカバン。元々はアウトドアで氷を運ぶために使われたバッグがルーツ
- ドラムバッグ:円筒形のボディにハンドルとストラップがついたバッグ。バレルバッグも同意
- トランクケース:旅行用のハードケースの総称
【な行】
- ナップサック:クチが巾着袋タイプで、絞り紐がストラップやハンドルになるカバン
- ナスカン:係子金具の種類で、側面から見た形が茄子に似ていることが語源
- 荷室:カバンの内側の荷物を収納するスペース
- 抜き手:カバン本体に抜き差しできるハンドルの一種
【は行】
- バックル:ベルトを固定する金具。尾錠と呼ばれることもある
- ハトメ:丸く穴が開いた形状をしている金属、またはプラスチック製のカン
- ハンドル:カバンの持ち手のこと
- ピギーケース:飛行機の機内持ち込み企画に準じて作られた旅行用ケース。キャスターと持ち手が備えられ、移動しやすいのが特徴
- 引き手:ジッパーのスライダーの持ち手。またその持ち手に取り付けられたヒモや革を指す場合もある
- 平手:帯状のハンドルを指す
- 鋲:頭部が笠状になっている釘。接合や補強、装飾にも使われる。
- フラップ:ポケットや荷室など、カバンの開閉部を閉じるフタ
- ブリーフケース:手提げ式の書類バッグ
- ポケット:カバンに取り付けられる収納用のスペース。荷室の内側にある場合はインサイドポケット、外側にある場合はアウトサイドポケット
- ポシェット:長い吊り紐がついた小さなカバンを指す
- ボストンバッグ:ハンドルが二つ付いた小旅行用カバン
- ボディバッグ:上半身に沿わせるように持つことのできるカバン
- ボンサック:縦筒型で開口部が巾着式のカバン
【ま行】
- マチ:カバンの収納力を調整できるように設けられた側面の幅出し部分。
- 丸手:細い筒上の持ち手
- メッセンジャーバッグ:肩から斜めにかけられるフラップがあるショルダーバッグ
レザー専門用語事典(革の種類)
【牛革】
- カーフスキン:生後6ヶ月以内の子牛の革。キメが細かく柔かい
- キップスキン:生後6か月から約2年までの革。カーフスキンに比べれば、キメはやや粗いが、厚みが増し、カーフスキンに準じて上質な革
- カウハイド:生後2年以上の雌牛の革。キップスキンよりキメは粗いが、ステアハイドより細かく薄い
- ステアハイド:生後3~6ヶ月の間に去勢した、生後2年以上の牡牛の革。キメは粗いが、厚みがあ
- ブルハイド:生後3年以上の牡牛の革。キメは粗いが、丈夫で厚い
- 地生(じなま):国内産の牛の革
【馬革】
- ホースハイド:牛革に比べればキメは粗いが柔らかい
- コードバン:繊維が非常に緻密な臀部の革。丈夫で湿気に強く、光沢感が強い
【豚革】
- ピッグスキン:摩擦に強く、丈夫。他の革と異なり、国内で自給できる
【羊革】
- シープスキン:成羊の革。滑らかで薄く柔らかい
- ラムスキン:子羊の革。シープスキンよりさらにキメ細かく柔らかい
【山羊革】
- ゴートスキン:成山羊の革。しなやかで、引き裂き強度が高く型崩れしにくい
- キッドスキン:子山羊の革。ゴートスキンよりキメが細かく柔らかい
【鹿革】
- ディアスキン:しなやかで手触りが良く、耐水性が高い。傷が多い為、銀面を覗いて使用することも多い
【カンガルー】
- カンガルースキン:丈夫で強く、薄くてしなやか。高級素材
【ダチョウ】
- オーストリッチ:背中の部分の革で、硬い突起があるのが特徴。軽いが耐久性は高い
【爬虫類】
- ワニ革:クロコダイルやアリゲーター等の革。独特のウロコ模様があり、耐久性に優れる
- トカゲ革:リング、ベンガル、オーバル、アグラ等の種類に分けられる
- ヘビ革:主にニシキヘビが主流
- カメ革:丈夫でワニ革に似たウロコがある
【鞣し(なめし)の手法】
※鞣しとは皮が腐敗したり硬くなることを防ぐための工程
- クロム鞣し:塩基性硫酸クロム塩等の薬品を用いて鞣す方法
- タンニン鞣し(渋鞣し):植物から得られるタンニンエキスを溶かした液を用いて鞣す方法
- 混合なめし:クロム鞣しに、タンニン鞣しを併用する方法
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